写真 @大寧寺 紅葉と長門豊川稲荷

今日は山口県長門市、湯本の大寧寺へ行きました。
こちらは紅葉の名所ですが、本式に色づくのはもう少し先の様でした。

現在は、緑の葉から赤い葉まで多様な色彩があり
これはまた楽しい景色であります。

緑に囲まれた一帯に広がるのは、大内義隆氏主従
最後まで戦い抜いた人々の墓所です。

気づけば妙なカットばかりでしたが、きれいなお社があります。
この写真は石塔の中から見た世界。

長門豊川稲荷。
お寺の中に神社があるのを不思議に感じました。
ですが明治より前には、お寺さんにお寺を守る神様がいらっしゃるのは、普通にあったことなのだそうです。

お寺や神社のお話から、ご神体のお話になりました。

松陰神社なら松陰先生、太宰府天満宮なら菅原道真公、お伊勢様なら天照大神がいらっしゃる。
それをただご神体にのみ集中してしまうのでなく
「その向こう」を見なくてはいけないと言われました。

キリスト様でも、マリア様でも
仏様でも、拝む時にはとにかく「その向こう」を見ることだと。

そうか一緒なのか。

存在も、いっしょのものでいらっしゃるのかしら?
そんなことを以前から考えてもいましたので
「その向こう、というのはあらゆる宗教に共通の、一つのものでいらっしゃるのですか」
とおたずねしました。

「それは知らん。」

笑顔で言われました。
「知らんけど、向こう側を見なくちゃいけないのは一緒。」
そうまた言われました。
「結婚相手もそう。その目の前の男性、女性の見た目、言うことだけじゃなく、その向こうを見なくちゃ。」
と、言われました。

「ですよねえ。」
と申しながら、自分自身は、私はどんな「その向こう」をを持った人物なのだろうか?と
どきりとしました。

A cat walking in art

毛皮の中身はひみつではない。 どこかの画廊で、会っているかもしれません。

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